こんにちは(^_^)訪問介護まごのて下京の石隈です。
最近読んだ本が面白かったです!

記憶喪失になったぼくが見た世界
事故で記憶喪失になった。実話です。
味の名前なども忘れるシーンがあるんですよ。このピリッとした味が、辛い…みたいな。
甘い辛いなどは概念の様に感じるんですよね。元から持っているもののような。
当然のように持っているものでも、記憶が土台にあっての今なんやなと。
暑い寒いも、赤ちゃんの時から「今日は寒いね」とか親やらが話し掛けたりしてくれて、これが寒いってことなんやなということを繰り返して当然みたいな顔して生きてられるんやなと。
自分の好き嫌いやらも、生きてきて関わった人とか、見知ったこととか、読んだ本とか。色んな物で構成されてるんでしょうね。
生きるとは。記憶とは。自己を確立するには。みたいなテーマで面白かったのでおすすめです!
著者さんが以前は京都で染め物をされていたと。近くて勝手に親近感。